レッスンに重要な教本選び

<小さい頃、ピアノを習っていたのに、大人になってヘ音記号が読めない>

残念ながら、よく聞くお話しです。

何故、ト音記号が読めて、ヘ音記号が読めないのか?

これは、習い初めの導入期に原因があると思うんです。
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バイエルさんには本当に、申し訳ないのですが、バイエルを初歩の教材として使っているのは日本だけです。

今は導入期の教本がたくさん出ていて、色んな他の教材を使っていらっしゃる先生方が、増えてきましたが、

私たちが子どもの頃は、導入期は必ず、バイエルでした。

ピアノを習っていた人の会話は、「私はバイエル赤で終わっちゃった、私は黄色までいったよ」

というのが多いですよね。

バイエルは、最初にト音記号ばかりが出てきます。

ヘ音記号が出てくるのはだいぶ後になってからです。

本来、読譜は、ト音記号とヘ音記号を同時に読むことが必要です

同時に読む事を初歩の頃からしていると、読譜の難しさを克服出来ます。

克服というと、辛いイメージがしてしまいますが…

《子ども達が楽しく楽譜を読めるようになる方法 2》の所でも書きましたが、

 

image子ども達に覚えやすい楽しい方法で覚えると、読譜は苦痛では無くなります。

ピアノは楽譜が読めないと、楽しく弾けませんよね。

 

そしてもう1つ、バイエルは、最初にハ長調ばかりで、他の調がなかなか出てきません。

その事で、♯、♭アレルギーになってしまいます。

そうなると、楽譜を読むことの妨げになります。

 

つまり、初歩の大事な時期に、どんな教本を使うか

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これは、とても重要な事です。

 

グリュックピアノ教室では、子ども達が楽しく楽譜を読み、楽しく演奏出来るように、バスティンのピアノ教本を使ってレッスンしています。

吹田市、豊中市、摂津市にお住まいで、ご興味のある方、お気軽にお問い合わせ下さいね。

 

 

 

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