最初から両手で弾くことが大事な訳
初心者の頃は、片手づつで弾く⇨両手で弾く、と思いがちです。
私達が子どもの頃も、そういう風に教わってきました。
しかし…
この癖をつけてしまうと、最初は片手ずつって、インプットされてしまい、ある程度弾けるようになっても、最初の譜読みは片手づつ、という事になってしまいます。
最初から、両手で弾くことで、初見も早くなります。
5歳のTちゃん。
両手を同時に弾くユニゾンが大好きで、一生懸命練習してきてくれます。
この間、クリスマスの曲を、間違ってしまう自分がもどかしく、泣きながら練習していた、とお母さんがおっしゃっていました。
レッスンの時はとても上手に弾けていて、満面の笑顔でした。
頑張り屋さんで、これからが楽しみです。
両手で弾く
という事は、ト音記号とヘ音記号を同時に読めなければいけません。
「子ども達が楽しく楽譜を読めるようになる方法2」の所で模様読みの事を書きました。
子ども達は、形で覚えるのが大得意です。
子ども達の好きな形から入ることが大切だと思います。
大人の方でも、理論で考えるより、形で覚えると譜読みが早くなります。
譜読みがなかなか出来ないと、弾く意欲がなくなってしまいますよね。
形でどのように覚えるのか?
詳しくは、また次回に書きたいと思います。
グリュックピアノ教室では、大人の方も子ども達も譜読みが楽しく出来るように、レッスンしています。
吹田市、豊中市、摂津市にお住まいで、ご興味のある方、お気軽にお問い合わせ下さいね。^_^
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