子ども達に分かりやすい表現方法とは
ピアノ演奏には、子ども達には分かりにくい表現がたくさん出てきます。
例えばレガートで弾く。
レガートとはイタリア語で、繋がったという意味。
小包を縛るなどもレガートする、と言います。
音と音を縛る、つまり離れないように演奏すること。
しかし、音楽用語でのレガートの意味はというと…
「なめらかに、音を切らずに」
分かりづらいですよね(^^;;
これを子ども達にそのまま伝えても…??~(・・?))
子ども達にレガートを説明する時。
『タコさんは足に吸盤がついてて、吸い付いて歩くんだよ〜^o^
タコさんみたいに吸い付いて弾けるかな〜』
と説明します(^^;;
そうすると、みんな音を繋げて上手に弾いてくれます。
では、スタッカートの場合。
スタッカートは離れた、という意味。
くっついているものを離す。
繋がってたのがレガートで、離ればなれになったのがスタッカート。
つまり、反対です。
これも音楽用語では…
「音を切って弾く」
何とも分かりにくいですよね(^^;;
子ども達には特に…(~_~;)
スタッカートの子ども達への説明。
『雨がポツポツって振ってる感じは』とか…
瞬発的な意味で分かり易いのは…
『鍵盤がもし熱かったらどうやって弾くかな?』
スタッカートは叩いて弾いてしまいがち。
弾いた後に素早く離す動作は、熱い物を触って、熱い!って離す動作に似ています。
あんまり大げさに熱い!だと、やり過ぎになっちゃいますけど…σ^_^;
たくさんある音楽用語を、理解する事は難しいですよね。
特に子ども達には、分かりやすい表現方法で説明してあげる事が大切だと思います(^∇^)
グリュックピアノ教室は、楽しく学べるピアノ教室です^o^
吹田市、豊中市、摂津市、大阪市東淀川区にお住まいで、ご興味のある方、お気軽にお問い合わせ下さいね(^◇^)
関連記事
-
-
早く指が動くコツとは
みんなの憧れ、指が速く動く⤴︎⤴︎🤗 私達が子どもの頃は、テクニックの練習を、腕が痛くなるまで
-
-
音を聞く力がつく方法 その2
音を聞く力は、ピアノ演奏にも大事ですが、歌う事にもとても大切な事です。 吸収力の良い幼児期に、
-
-
練習がしたくなる様に導く方法2
この間、練習をしたくなる様に導く方法で、 宿題も楽しめる様に。 ピアノのを練習したくなるような環
-
-
音楽の様に絵本を作る絵本作家
「音楽の様に絵本を作る」 色彩の魔術師と言われる、ブライアン・ワイルド・スミス。 本当に
-
-
レッスンに必要なバランスとは
バランスが良い事は、何にでも必要ですよね(^^) 食事のバランス、栄養のバランス。 ピア
-
-
最初から両手で弾くことが大事な訳
初心者の頃は、片手づつで弾く⇨両手で弾く、と思いがちです。 私達が子どもの頃も、そういう風に教
-
-
手首の脱力、オバケの手!とは
以前に、綺麗な音で演奏出来るようになる秘訣、の所で書きましたが、 グリュックピアノ教室では、幼
-
-
バスティンってどんな教材?
グリュックピアノ教室では、バスティンの教材を使ってレッスンしています。 バスティンの教本とは、
- PREV
- メトロノームは演奏に必要?
- NEXT
- 音楽用語は難しい??