<小さい頃、ピアノを習っていたのに、大人になってヘ音記号が読めない> 残念ながら、よく聞くお話しです…
年齢にあったピアノ教育
子供のためのコンクール。
レベルは色々ありますが、課題曲が4曲以上もある大掛かりなコンクールなども盛んに行われています。
子供のコンクールでは、小さい子が、体格的、音楽的にまだ早すぎる曲を弾いているという事に、賛否両論あるのでは、と思います。
ピアノのレッスンに大事なことは…
読譜力、ソルフェージュ力、表現力を養うこと。
課題曲の多いコンクールなどを受けていると、その課題曲の練習が主になって、基礎的な音楽性を学べなくなるのでは、と思うんです。
日本のピアノ教育の世界は、何でも早熟になってしまっているのかも...
幼少の頃から、音楽に触れる事はとても大切。
でも、年齢やその子にあった進め方をしていかないと、弊害が生じてしまいます。
コンクール中心のレッスンを習ってきて、嫌になって止めてしまったけど、ピアノはやっぱり弾きたい!と思って、お問い合わせ頂く生徒さんもいます。
確かに無茶をすれば、難易度の高い曲を弾けるかも知れません。しかし、それは、強引なピアノの弾き方になってしまいかねないですよね。(^◇^;)
表現力とは、音楽を感じること。
「もっと力を入れて大きい音で!もっとクレッシェンドして!」と言われるままに大きい音を出しているだけだとしたら、これは表現力とは言い難いですよね。(^^;;
音楽を感じて、本当に音楽を分かっていてそう弾いているのならよいのですが…
コンクールが良くないと言っているわけではありません。
コンクールは、モチベーションを上げるため、努力するにはとても良い機会。
ただ、もし低学年で受けるなら、大規模なコンクールではなく、課題曲が1〜2曲のコンクールから受け始める方が良いのでは…
それから、コンクール中心の練習にならない様にすることが、大切なのではないかと思います。
グリュックピアノ教室は、楽しく学べるピアノ教室です^ ^
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